クリナップ <7955> は8月6日の取引時間終了後に21年3月期第1四半期の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で2桁減収・赤字だった。未定としていた通期予想は、20年3月期比減益だが黒字予想とした。株価は新型コロナウイルスの影響を織り込み済みと考えられる。通期黒字予想で安心感につながる可能性がありそうだ。
 
■21年3月期1Qは赤字、通期は減益だが黒字予想
 
 21年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比13.7%減の220億27百万円、営業利益が5億07百万円の赤字(前年同期は2億35百万円の黒字)、経常利益が4億34百万円の赤字(同2億94百万円の黒字)、純利益が4億76百万円の赤字(同1億49百万円の黒字)だった。新型コロナウイルスの影響で2桁減収・赤字だった。
 
 未定としていた通期連結業績予想を開示した。売上高が20年3月期比4.2%減の1030億円、営業利益が72.0%減の7億円、経常利益が68.6%減の8億円、純利益が72.7%減の4億円とした。20年3月期比で減益だが、第2四半期以降の緩やかな回復を見込み、通期ベースで黒字予想とした。なお配当予想は20年3月期と同額とした。
 
■株価は通期黒字予想で安心感
 
 株価は上値の重い展開だが、新型コロナウイルスの影響を織り込み済みと考えられる。通期黒字予想で安心感につながる可能性がありそうだ。8月6日の終値は544円、時価総額は約204億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)