金融事業や不動産開発、農産物・飼料の輸出入・販売などを手掛ける地場系コングロマリット(複合企業)のT&Tグループ(T&T Group)はこのほど、コートジボワールのコットン・カシューナッツ評議会(CCA)の立会いのもと、同国の輸出業者協会(GIE-GEPPA)との間で、コートジボワールで最大規模となるカシューナッツ購買契約を締結した。

  T&Tグループは契約に基づき、コートジボワール政府が保有する未加工のカシューナッツ15万tのすべてを購入する。このほか、同社はコートジボワールで年産能力5万tのカシューナッツ加工工場を建設する。

  これに先立つ2019年7月末、同社はタンザニア穀物及びその他製品協会(The Cereals and Other Produce Board of Tanzania=CPB)との間で、世界最大規模のカシューナッツ購買契約を締結した。購入量は17万6000tに上った。

  T&Tグループは国内最大手のカシューナッツ輸出入業者として知られている。2019年のカシューナッツ輸出入量は26万tで、全国の輸出入量全体の約13%を占め、2020年1~7月期は33万7000tで同40%超を占めた。年末までに12万~15万tのカシューナッツをさらに輸入する計画だ。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)