フリー <4478> (東マ)はスモールビジネス向けクラウドERPサービスを展開している。20年6月期は先行投資で赤字予想だが、21年6月期の収益改善を期待したい。株価は6月の高値から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。上値を試す可能性がありそうだ。
 
■スモールビジネス向けクラウドERPサービスを展開
 
 19年12月東証マザーズに新規上場した。統合型クラウド会計ソフト「会計負R-」や統合型クラウド人事労務ソフト「人事労務フリー」など、スモールビジネス向けクラウドERPサービスを展開している。サブスクリプション売上比率が約9割である。
 
■20年6月期赤字予想
 
 20年6月期の連結業績予想(5月15日に新型コロナウイルスの影響で売上高を下方修正)は、売上高が19年6月期比48.3%増の67億円、営業利益が28億76百万円の赤字、経常利益が31億27百万円の赤字、純利益が31億35百万円の赤字としている。導入企業数増加で大幅増収だが、積極的な人員採用や広告投資などの先行投資、および上場関連費用の計上で赤字予想としている。21年6月期の収益改善を期待したい。
 
■株価は上値試す
 
 株価は6月の高値から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。上値を試す可能性がありそうだ。7月9日の終値は5430円、時価総額は約2624億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)