1日に開かれた国家物価管理指導委員会の会合で、委員長のグエン・スアン・フック首相は、2020年の国内総生産(GDP)成長率は最高で+4%を目指すと明らかにした。上半期のGDP成長率は+1.81%にとどまり、過去10年で最低だった。首相は下半期に経済を加速するとし、4つの目標を掲げ、1つ目としてGDP成長率を挙げた。

  2つ目は、社会福祉の確保と失業対策だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で多くの人が失業したが、この機会に職業訓練の充実と再編を図るべきだとした。

  3つ目は、年間の全国消費者物価指数(CPI)を+4%以下に抑えることだ。為替レートの安定にとって重要で、これにより外国投資の誘致や雇用創出につながるためだ。上半期の上昇率は前年同期比+4.19%で、国会が設定したインフレ率目標の+4%以下に近付いている。

  4つ目は、台風や洪水などの被害が生ずる恐れのある下半期に、経済バランスの確保に努めることだ。また、不測の事態に備えるために食糧備蓄を確保する。

  財政省の報告によると、豚肉の価格は6月に入って下落傾向にある。医療サービス料金は、毎年7月に実施されていた公務員の最低賃金引き上げ見送りを受けて、こちらも据え置かれることになった。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)