コロナショックの震源地となった中国は、3月に予定されていた全人代(全国人民代表大会)を5月にずらして開催し、当面の政策目標を発表して経済再開にこぎつけた。大和総研経済調査部の主席研究員 齋藤尚登氏は6月23日、「中国:ウィズコロナの中国経済見通し」と題したレポート(全8ページ)を発表し、中国経済の回復は緩やかなものになるという見通しを示した。レポートの要旨は以下の通り。 ◆中国経済は2020年1月~2・・・・
ウィズコロナの中国経済、成長率は巡航速度6%程度に戻らない=大和総研が見通し
2020-06-24 14:02

大和総研リサーチレポート ‐ 一覧
中国:ウィズコロナの中国経済見通し 図表付き
- ・全人代でGDP成長率目標を提示しなかった中国=大和総研は好意的な評価(2020/05/27)
- ・復調する中国経済、復活は本物か? =大和総研の全人代注目ポイント(2020/05/19)
- ・コロナ勝利宣言にあたる中国の全人代が22日に開幕、景気対策の中身に注目=大和総研(2020/05/07)
- ・中国の今年の経済成長率はゼロ%台に、正常化に時間必要=大和総研が予想を下方修正(2020/04/22)
- ・マイナスに落ち込んだ景気は立て直せるのか? 待たれる中国の景気対策=大和総研の考察(2020/04/21)
関連記事