ベトナム国家銀行(中央銀行)は12日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う経済振興策として、主要政策金利の引き下げに関する決定第918号/QD-NHNNを公布した。利下げは3月に続いて今年2回目。

  決定では、主要政策金利を以下のように定めている。

◇貸付基準利率(リファイナンスレート):年4.5%、引き下げ幅▲0.5%
◇基準割引率(ディスカウントレート):年3.0%、引き下げ幅▲0.5%
◇銀行間のオーバーナイト(翌日物):年5.5%、引き下げ幅▲0.5%
◇公開市場操作(OMO)を通じた買戻条件付金利:年3.0%、引き下げ幅▲0.5%

  また、同日に公布された決定第919号/QD-NHNNおよび決定第920号/QD-NHNNでは、◇金融機関・海外銀行支店が適用するドン建て預金の上限金利、◇5つの優遇分野に対するドン建て短期貸付の上限金利を以下のように定めている。

◇普通預金、期間1か月未満の定期預金に対する預金の上限金利:金利年0.2%、引き下げ幅▲0.3%
◇期間1か月以上6か月未満の定期預金の上限金利:年4.25%、引き下げ幅▲0.5%
◇5つの優遇分野に対するドン建て短期貸付の上限金利:年5.0%、引き下げ幅▲0.5%

  5つの優遇分野は、◇農業農村分野、◇輸出企業の生産販売活動、◇中小企業の生産販売活動、◇裾野産業分野、◇ハイテク応用産業分野。

  各決定はいずれも2020年5月13日に発効した。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)