ベトナム電力グループ(EVN)によると、1-3月期における全国の電力量(発電量と輸入量)は前年同期比+6.3%増の572億9000万kWhと小幅に増加した。

  発電方法別の発電量は以下の通り。

◇石炭火力発電:339億1000万kWh(同+21.3%増)
◇ガス火力発電:94億6000万kWh(同▲15.9%減)
◇水力発電:89億3000万kWh(前年同期比▲30.4%減)
◇再生可能エネルギー発電:27億6000万kWh(うち太陽光発電が同28倍の23億1000万kWh)
◇石油火力発電:10億2000万kWh(同+10億kWh近く増加)

  水力発電量が前年同期比▲30.4%減と大きく減少したのは、干ばつにより貯水湖の水量が低い水準となったため。EVNは石炭火力発電をはじめとする他の発電方法による発電量を増やし、水力発電量の減少分を補填した。

  一方、太陽光発電量は前年同期の28倍に当たる23億1000万kWhに急増した。この背景には、首相決定第11号/2017/QD-TTgによる優遇買取価格の適用を受けるため2019年6月30日までに商業発電を開始した太陽光発電所の稼働が安定したことがある。

  なお、EVNとその系列企業の発電量は312億5000万kWhで、全国電力量の54.5%に寄与した。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)