世界銀行(WB)はこのほど発表した東アジア・太平洋地域の経済見通しで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響により、ベトナムの2020年の国内総生産(GDP)成長率を前回の予想値+6.5%から+4.9%に下方修正した。また、消費者物価指数(CPI)上昇率予測を+3.5%とした。

  新型コロナウイルス感染症の影響が年末まで続いた場合、GDP成長率はわずか+1.5%となる見通し。一方、2021年は+7.5%、2022年は+6.5%と予想されている。

  WBは、新型コロナウイルス感染症の影響緩和に向けたベトナム政府の経済対策を評価し、流行が終息した後にベトナムは輸出市場を多様化し、デジタル経済を強化し、医療システムを健全化することが必要だと表明した。

  なお、統計総局(GSO)の発表によると、2020年1-3月期のGDP成長率(推定値)は前年同期比+3.82%で、前年同期の+6.79%から大きく減速し、1-3月期として直近10年間で最低値となった。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)