新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、ハノイ市の多くの自営業者が窮地に追い込まれている。2020年1-2月期に9000以上の自営業者が解散・休業を余儀なくされた。同市税務局が明らかにした。

  このうち3000以上の自営業者が、解散・休業の理由として新型コロナウイルス感染症をあげた。

  同局によると、1月にインボイスを作成した自営業者の数は1万3826で、売上高と納税額はいずれも前年同月比+5%増となった。

  しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大した2月に入ってからは状況が悪化し、同月にインボイスを作成した自営業主の数は前月の3分の1にあたる4281に急減した。これに伴い、2月の売上高と納税額はそれぞれ前年同月比▲53%減、▲51%減となった。

  影響を受けたのは、飲食や宿泊、中国に関連する商品・サービスを取り扱う自営業者が大半だ。

  なお、新型コロナウイルスの流行が1-3月期中に終息した場合、同市の税収の損失は4兆2000億~5兆4000億VND(約190億~243億円)になると試算される。しかし、4-6月期まで長引けば、市にとって6兆6000億~9兆4000億VND(約297億~420億円)の税収損失になる見通しだ。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)