中国や韓国、日本など、ベトナムにとって重要なパートナー国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が拡大し、各国のサプライチェーンに深く関わるベトナムの経済も大きな打撃を受けている。

  こうした中、グエン・スアン・フック首相は6日、企業各社を支援する財政・金融刺激策に関する指示第11号/CT-TTgを公布した。

  指示によると、ベトナム国家銀行(中央銀行)は250兆VND(約1兆1700億円)の金融刺激策を早期に策定・導入する。その一環として、商業銀行各行に対し、融資審査の所要期間を短縮させ、新型コロナウイルス感染症による被害を受けた融資先に利息の減免や借金返済スケジュールの調整を行うよう指導する。

  また、財政省は30兆VND(約1400億円)の財政支援策を早期に策定する。一環として、新型コロナウイルス感染症による被害を受けた企業各社に対する公租公課の減免、納税や土地賃貸料支払いの延期を行う。

  中央銀行と財政省は、3月中にフック首相に具体案を提出しなければならない。

  なお、ベトナム社会保険機関(Vietnam Social Security=VSS)は、新型コロナウイルス感染症による被害を受けた企業各社に対し社会保険料の納付を延期し、それについてガイダンスしなければならない。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)