タイの小売最大手セントラル・グループ(Central Group)が子会社を通じて、ベトナムの家電量販店グエンキム(Nguyen Kim)を買収していたことが明らかになった。

  同グループの小売子会社セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)が発表した財務諸表によると、子会社のパワーバイ(Power Buy)が昨年6月、家電チェーンのグエンキムを運営する地場NTK社の株51%を追加取得して保有率を49%から100%とし同社を子会社化した。取得総額は2兆6590億VND(約125億円)とされている。

  これにより、CRCのグエンキム株保有比率は39.95%から81.53%に引き上げられた。CRCは2019年7-9月からグエンキムの業績を連結計上することになった。

  CRCによると、昨年6月の買収から12月までにNKTおよび子会社は44億バーツ(約150億円)の売上高、5800万バーツ(約1億9800万円)の利益をもたらした。

  CRCが展開するベトナム事業は、2019年の売上高が266億バーツ(約910億円)で、うち「ビッグC」と「ランチーマート(LanChi Mart)」が220億バーツ(約750億円)を占めた。

  現在、連結総売上高に占めるベトナム事業の割合は約17%となっているが、向こう5年間で25%に拡大すると見込まれる。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)