シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ(Grab)はこのほど、ベトナムでスタートアップ支援プログラム「グラブ・ベンチャーズ・イグナイト(Grab Ventures Ignite)」を実施すると発表した。このプログラムを展開するのは東南アジアでベトナムが初となる。

  政府が掲げる「ハイテク分野のユニコーン企業(評価額が10億USD=1090億円以上の、未上場のスタートアップ企業)を2030年までに10社誕生させる」という目標達成に貢献するため、グラブ・ベンチャーズ・イグナイトは計画投資省傘下の国家イノベーションセンター(NIC)と戦略協力合意を結んだ。両者は協力してスタートアップ支援プログラムの実施計画を作成し実行する。

  グラブ・ベンチャーズ・イグナイトは、スタートアップ企業の人材や参入分野の魅力度、製品の価値、事業モデルなどを評価して、プログラムへの参加の可否を決定する。参加企業には、総額100万USD(約1億0900万円)の支援を受ける可能性があるほか、別の投資ファンドに出資を呼びかける機会もある。また、10万USD(約1090万円)相当のクラウドベネフィットの享受や、6か月間のコワーキングスペースの利用、法律・財政コンサルティングなどの支援を受けることができる。

  参加を希望する企業は4月10日までに、グラブのウェブサイトに登録する必要がある。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)