国内トップブランドの旅行会社ベトトラベル[VTR](Vietravel)は13日、ミャンマーのコングロマリット(複合企業)である24アワー・グループ(24 Hour Group of Companies)との間で、旅行・航空分野における事業提携に関する覚書(MOU)を締結した。

  これにより、両社はチャーター便の運航、旅行・航空分野の人材育成、観光フェアや展示会の開催などで協力する。

  24アワー・グループは、ミャンマー国内線を運航するエアKBZ(Air KBZ)と国際線を運航するミャンマー国際航空(Myanmar Airways International=MAI)の航空会社2社を傘下に置く。同2社はATR72型機9機と、A319型機・A320型機4機をそれぞれ運航している。

  MAIはミャンマーとシンガポールやマレーシア、タイ、インド、中国などを結ぶ路線のほか、韓国と日本までを結ぶチャーター便も運航している。

  今回の事業提携についてVTRのグエン・クオック・キー会長は、「航空事業ライセンスが取得でき次第、すぐにでもミャンマー~ベトナム間のチャーター便を運航するための準備だ」とコメントした。

  タイを旅行するミャンマー人は大勢いるが、VTRが2018年に受け入れた訪越ミャンマー人旅行者の数は約3000人程度に留まり、開拓余地が大きい。チャーター便の運航で訪越客を着実に獲得すべく、まずはミャンマーとベトナムのビーチ都市を結ぶチャーター便を運航する考えだ。

  なお、VTRは今年に入って「ベトトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)」を新たに設立した。同社はベトトラベルと外部向けに観光目的のチャーター便を運航し、2020年の開業を目指す。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)