アジア開発銀行(ADB)が先般発表した債券市場に関する報告書「アジア債券モニター」によると、ベトナムの2019年7-9月期末時点でのVND建て債券市場の規模は551億USD(約6兆円)相当に膨らんだ。

  7-9月期の債券市場規模は前期末比+3.4%、前年同期末比では+1.9%それぞれ拡大した。

  中でも全体の9割強を占める国債が前期末比+4.0%増の510億USD(約5兆6000億円)相当へと小幅に増加し、債券市場全体の成長を牽引した。

  一方の社債は前期末比▲2.8%減となったが、前年同期末比では+4.2%増と小幅に増加している。

  アジア債券モニターは、東アジア新興国9か国・地域(ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インドネシア、中国、香港、韓国)の自国通貨建て債券市場の状況を調査したもの。

  調査対象国・地域における7-9月期末時点の自国通貨建て債券市場の規模は15兆2000億USD(約1660兆円)相当で、前期末比+3.1%増加した。特に中国の債券市場が最大で、全体の8割弱を占めた。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)