地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンコマース貿易サービス(ビンコマース=VinCommerce)は、2025年までにスーパーマーケットやコンビニエンスストアの店舗網を拡大させるほか、マルチチャネルを展開する計画だ。先般開かれたビジネスパートナー会議で明らかにした。

  同社は2025年までに、スーパーマーケット「ビンマート(VinMart)」の店舗数を現在の115店舗から2.6倍の300店舗へ、コンビニエンスストア「ビンマート・プラス(VinMart+)」を現在の2438店舗から4.1倍の1万店舗へと増やす予定。出店する省・市は、現在の50省・市から全63省・市に拡大する見通しだ。

  2019年1-9月期の「ビンマート」による売上高は前年同期比+51%増の10兆4430億VND(約500億円)、「ビンマート・プラス」による売上高は同+88%増の9兆6440億VND(約470億円)と大幅な増収だった。同期の既存店舗の売上高の伸び率(SSSG)は、「ビンマート」が+14%、「ビンマート・プラス」が+19.4%だった。

  他の小売チェーンと比較すると、「ビンマート」と「ビンマート・プラス」が最大規模となっている。

  テーゾイジードン投資[MWG](Mobile World Investment Corporation)のミニスーパーチェーン「バックホアサイン(Bach hoa XANH、グリーン百貨)は、10月半ば時点の店舗数が836店舗で、2020年までに2000店舗へと増える見込み。

  一方、小売最大手のホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)の食品専門ミニスーパー「コープフード」、サイゴン商業総公社(サトラ=Satra)が運営する生鮮食品に特化したコンビニチェーン「サトラフーズ(Satrafoods)」の店舗数は、それぞれ約400店舗、200店舗に留まっている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)