15日に香港証券取引所に新規上場した3銘柄(うち、1銘柄はGEM)は、3銘柄ともに公募価格と同値の初値を付けた。
 
 新力(02103)は公募価格3.98香港ドルに対し、初値は同値の3.98香港ドルだった。
 
 同社は、上海に本社を置く、大規模、かつ、総合的な不動産開発会社。中国国内で、トップ50に入る大手。江西省の不動産開発トップで、長江デルタ地域、大湾地域、江西省の中部および西部の中核都市で開発事業を展開している。
 
 2018年12月期の売上高は84.16億人民元(前期比60.57%増)、税前利益は18.63億人民元(同2.21倍)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は57.09億人民元(前年同期比3.78倍)、税前利益は14.34億人民元(同4.41倍)。
 
 中国鵬飛(03348)の初値は、公募価格1.58香港ドルと同値だった。
 
 同社は、中国、および、世界市場におけるロータリーキルン(回転式窯)、粉砕装置の大手メーカー。同社のロータリーキルンは、連続プロセスで材料を高温焼成するために使用され、セメント、石灰、鉄鉱石、非鉄金属鉱石などの建材、冶金、化学、および、環境保護産業向けの材料の製造に使用される。ロータリーキルンメーカーとして中国、および、世界のトップ企業で22%の市場シェアを持っている。
 
 2018年12月期の売上高は10.16億人民元(前期比7.40%増)、税前利益は0.88億人民元(同31.54%増)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は4.00億人民元(前年同期比63.18%増)、税前利益は0.17億人民元(同2.45倍)。
 
 GEMに上場した永聯豊(08617)の初値は、公募価格0.55香港ドルと同値だった。
 
 同社は、トランスミッッションの部品として使われる旋回リングメーカー。旋回リングメーカーとして中国で第5位に位置付けられる。旋回リングは、建設機械、風力タービン、軍事機器および機械、ロボットなど多くの分野で幅広く使用されている。JIS(日本工業規格)に合致し、中国や香港のみならず、シンガポール、マレーシア、北アイルランド、米国、日本、タイなどにも製品を供給している。
 
 2018年12月期の売上高は4627万香港ドル(前期比5.22%増)、税前利益は1247万香港ドル(同15.16%減)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は1733万香港ドル(前年同期比29.12%増)、税前利益は25万香港ドル(同92.59%減)。(イメージ写真提供:123RF)