13日に香港メインボードに上場した3銘柄のうち2銘柄の初値は公募価格を割れた。ただ、携帯電話のODMサプライヤーのSprocomm(01401)は公募価格を40%上回る初値を付けた。
 
 利華(01346)は公募価格0.85香港ドルに対し、初値は0.74香港ドルだった。
 
 同社は、米国、欧州、アジア・太平洋地域において、複数のアパレルブランドを展開するアパレル会社。ファッションデザイン、プロトタイプ開発、技術パッケージ開発、布地および補助原料の調達、生産監視、品質管理まで含むサプライチェーンソリューションを提供している。「AllSaints」「Boden」などのプレミアムブランド、および、「Theory」「Vince」「Vineyard Vines」「Everlane」「Stitch Fix」などのデジタルネイティブブランドで知られる。特に、デジタルネイティブ向けのブランドの成長が著しい。
 
 2018年12月期の売上高は1.16億米ドル(前期比14.97%増)、税前利益は772万米ドル(同41.95%増)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は0.37億米ドル(前年同期比6.34%増)、税前利益は173万米ドル(同15.77%減)。
 
 Sprocomm(01401)は、公募価格0.5香港ドルに対し、初値は0.7香港ドルと、公募価格を40%上回る好調な出足となった。高値は0.75香港ドルまであった。
 
 同社は、中国に本拠を置き、新興市場をターゲットにするODM(Original Design Manufacturing)携帯電話サプライヤー。インド、タイ、パキスタン、バングラデシュ、中国など15カ国以上に携帯電話を供給している。
 
 2018年12月期の売上高は29.44億人民元(前期比1.87%増)、税前利益は0.55億人民元(同70.04%増)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は7.44億人民元(前年同期比11.81%増)、税前利益は0.18億人民元(同39.94%増)。
 
 中国飛鶴(06186)は公募価格7.5香港ドルに対し、初値は7.27香港ドルだった。
 
 同社は、北京に本社を置き、中国で最大、かつ、最も有名な中国ブランドの乳児用ミルクメーカー。中国国内で粉ミルクのシェア7.3%で第1位になっている。
 
 2018年12月期の売上高は103.92億人民元(前期比76.52%増)、税前利益は31.89億人民元(同93.12%増)。2019年6月期(6カ月間)の売上高は58.92億人民元(前年同期比34.37%増)、税前利益は24.64億人民元(同60.79%増)。(イメージ写真提供:123RF)