12日に香港メインボードに新規上場した2銘柄は、いずれも公募価格割れの低調な初値となった。
 
 瑞誠伝媒(01640)は、公募価格1.25香港ドルに対し、初値は1.13香港ドルと公募価格割れだった。
 
 同社は、2003年に設立されたテレビ広告の広告サービスプロバイダー。テレビ広告の経験と専門知識を活かして、オンライン広告や屋外広告サービスに事業領域を拡大している。
 
 2018年12月期の売上高は7.83億人民元(前期比18.58%増)、税前利益は0.62億人民元(同21.64%増)。2019年4月期(4カ月間)の売上高は2.68億人民元(前年同期比26.65%増)、税前利益は0.10億人民元(同3.38%減)。
 
 中国抗体(03681)は公募価格7.60香港ドルに対し、初値は7.30香港ドルだった。
 
 同社は、免疫疾患に対するmAbベースの生物製剤の研究、開発、製造、および、商業化に特化した香港のバイオ医薬品企業。R&D拠点は香港、製造拠点は中国本土に置いて世界的な大手バイオ医薬品企業になることをめざしている。主力製品のSM03は、関節リウマチ(RA)の治療および他の免疫疾患の治療に使う世界初のターゲットmAbとして知られている。
 
 開発中の薬品は商用化の前段階であり、バイオ医薬品での売り上げは立っていない。2018年12月期は人件費などの研究・開発費等の費用によって税前損失は8361万人民元(前期は5190万人民元)。2019年4月期(4カ月間)の税前損失は2840万人民元(前年同期は2380万人民元の損失)。(イメージ写真提供:123RF)