株式会社東急コミュニティー(東京都世田谷区)と東急株式会社(東京都渋谷区)は、ベトナムにおいて総合不動産管理会社「東急PM Vietnam有限会社(TPMV)」を2019年3月に設立し、その傘下としてマンション管理会社「NOZOMIレジデンシャルマネジメント株式会社(NRM)」を同年4月に設立した。

  TPMVはホーチミン市ビンタイン区のオフィスビル(一部ショールーム)「ナノコビル(nanoco building)」の管理受託を、NRMは同市ビンチャイン郡の分譲マンション「サイゴンミア(Saigon Mia)」の管理受託を、それぞれ10月1日から本格的に開始した。

  東急コミュニティーは2017年11月にインドネシア現地法人を設立し、東急不動産株式会社(東京都渋谷区)の分譲マンションの管理を2018年8月から行っている。海外での事業展開は、ベトナムが2か国目となる。

  10月に竣工したナノコビルは10階建てで、延べ床面積は1990m2。また、8月に竣工したサイゴンミアは地下2階・地上27階建て、敷地面積1万5126m2、総戸数964戸で、1部屋あたりの専有面積は約50~83m2となっている。

  TPMVは資本金683億VND(約3億2800万円)で、東急コミュニティーと東急が50%ずつ出資している。NRMは資本金200億VND(約9600万円)で、TPMVが65%、その他が35%出資している。

  TPMVは総合不動産管理会社としてオフィスビルや商業施設など幅広い不動産を対象に、またNRMはマンション管理会社として分譲マンションやサービスアパートメントなどを対象に管理案件の受注を目指し、ベトナムで日本品質の不動産管理サービスを提供していく。

  なお、NRMはこれに先立つ9月1日から、1号案件としてホーチミン市トゥードゥック区に位置する21階建て・全535戸の分譲マンション「ムーンライトレジデンス(Moonlight Residences)」の管理受託を開始している。NRMが管理する「サイゴンミア」および「ムーンライトレジデンス」はいずれも地場デベロッパーのフンティン社(Hung Thinh)が開発したものとなっている。

  東急コミュニティーと東急の2社は、今後も両社が保有する豊富な経験・ノウハウなどを活かして、TPMVとNRMによるベトナムでの総合不動産管理事業を推進していく。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)