ベトナム国家銀行(中央銀行)は、2019年10月時点で銀行口座を保有する15歳以上のベトナム人の数が4000万人以上に達したことを明らかにした。

  また、インターネットバンキングを展開している組織は78社、モバイルバンキングを展開している組織は44社に増えている。

  2019年4-6月期におけるインターネットバンキング取引額は9兆5000億VND(約444億円)、モバイルバンキング取引額は1兆7600億VND(約82億円)にそれぞれ増加した。

  インターネットバンキングとモバイルバンキングは1-3月期にも目覚ましい成長を遂げており、取引件数はそれぞれ前年同期比+68.8%増、同+97.7%増、取引額は同+13.4%増、同3.3倍に達した。

  世界銀行(WB)が2018年に発表したレポートによると、ベトナムの非現金決済率は4.9%程度に留まり、中国の26.1%、タイの59.7%、マレーシアの89.0%を大きく下回るという。

  政府は近年、不正取引や汚職の防止、手続きの簡素化などにつながるとして、非現金決済を積極的に推奨している。その一環として、中央銀行は非現金決済の成長の促進や効率的な監視に向けた法整備に注力している。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)