英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ・ベトナム(Savills Vietnam)はこのほど、ベトナムの不動産に対する韓国の投資状況レポートを発表した。レポートが引用した韓国の大手紙「朝鮮日報」が報じた統計によると、2018年の韓国企業と個人の海外不動産投資は前年比+47%増の4億4000万USD(約471億円)で、5年前に比べ3倍に増加した。このうちベトナムは5610万USD(約60億1000万円)で、米国に次ぐ第2の投資先となっている。

  サヴィルズはベトナムの不動産の魅力について、品質が高い割に価格が安く、利益を生み出す可能性が高いことや、ベトナムの住宅法が外国人の住宅購入条件を緩和する方向に改正されていることなどを挙げている。

  ホーチミン市中心部に位置するマンションの価格が現在1m2当たり5500~6500USD(約59万~70万円)で、クアラルンプール(マレーシア)やバンコク(タイ)などより安いことや、ベトナムの不動産に関する税率が比較的低いことなどから、2015年以降外国人による不動産投資が増加傾向にある。

  また、韓国の不動産市場が過熱気味のため、同国政府が不動産取引を抑制する措置を取ったことも、投資家がベトナムを含む海外不動産に関心を向けた要因となっている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)