国内大規模の水力発電会社の1社として知られるダニム・ハムトゥアン・ダミ水力発電[DNH](Da Nhim - Ham Thuan - Da Mi Hydro Power)は2日、アジア開発銀行(ADB)との間で、総額3700万USD(約40億円)の融資契約を締結した。

  今回の契約により、ADBが1760万USD(約19億円)を直接貸し出すほか、アジア民間セクターのためのカナダ気候基金(CFPS)およびアジア民間セクターのためのカナダ気候基金II(CFPS II)が計1500万USD(約16億2000万円)、国際協力機構(JICA)が出資するアジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)が440万USD(約4億8000万円)を融資する。

  融資金は、DNHが南中部沿岸地方ビントゥアン省にあるハムトゥアン・ダミ水力発電所の貯水湖に建設した総出力47.5MWの国内初の水上太陽光発電所「ダミ太陽光発電所」案件に充てられる。ダミ太陽光発電所は今年5月に発電機インバータA・Bの稼働を開始した。

  DNHはベトナム電力グループ(EVN)傘下の第1発電総公社(EVN Genco 1)の子会社で、水力発電所4か所を運営している。総出力は642.5MWで、全国の出力合計の1.7%に相当する。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)