英市場調査会社カンター・ワールドパネル(Kantar Worldpanel)のベトナム現地法人カンター・ワールドパネル・ベトナム(Kantar Worldpanel Vietnam)が発表した日用消費財(FMCG)市場に関する最新レポートによると、国内4大都市(ホーチミン市、ハノイ市、南中部沿岸地方ダナン市、南部メコンデルタ地方カントー市)では、電子商取引(EC)に対する1人1回あたりの平均支出額が購入チャネル中で最も多いという調査結果が出た。

  この1年で4大都市の消費者の約25%がECサイトを利用。年間の利用回数は4回程度で、雑貨店やスーパーマーケットを利用する回数を大きく下回っているが、1人1回あたりの平均支出額は35万6000VND(約1660円)となっており、他の購入チャネルを上回った。

  カンター・ワールドパネルによると、ECがベトナムの小売市場に占める割合は現時点で20%未満にとどまっているが、スマートフォンの普及により今後は急激な拡大が予想されている。大都市では今後5年間で日用消費財をECで購入する世帯の割合が全体の6割に達する見通しだ。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)