オーストラリア貿易投資促進庁(オーストレード)が発表した「ベトナムにおけるスタートアップ・エコシステム」に関するレポートによると、ベトナムはスタートアップ企業数で東南アジアのトップ3に入った。

  ベトナムでは、2011年から現在にかけてスタートアップ企業数が急増しており、2012年の400社から2015年に1800社、2017年には3000社へと増えている。

  スタートアップ企業への投資額も急激に増加しており、2016年の2億0500万USD(約220億円)から2017年に前年比+42%増の2億9100万USD(約314億円)へと拡大し、2018年は前年の3倍にあたる9億USD(約970億円)近くに達している。

  また2016年以降、コワーキングスペース、インキュベーター(起業)、シードアクセラレーター、スタートアップコミュニティ向けのプログラムも爆発的に増加している。

  この背景には、ベトナムの若年層の人口割合が大きいこと、インターネット使用者やスマートフォン利用者が増えていること、ベトナム政府がスタートアップに対する支援策を積極的に打ち出していることなどがある。

  なお、オーストレードによると、スタートアップ市場の成長ポテンシャルは非常に大きいものの、資金調達力や起業家育成、研究開発力、知的財産に関する問題などが依然として課題になっているという。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)