復宏漢霖(02696)が25日、香港メインボードに上場した。公募価格49.6香港ドルに対し、初値は47.45香港ドルと公募価格を4.3%下回った。一時、49.1香港ドルまで買い進められたものの伸び悩み、前引けは48.45香港ドルだった。
同社は、復星医薬(02196)からスピンオフしたバイオ医薬会社。バイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)に関するモノクローナル抗体についてNMPA(中国国家食品薬品監督管理局)からNDA(新薬承認申請書)の承認を取得した最初のバイオ医薬品企業。
2010年の創業以来、バイオシミラーとバイオ革新薬の包括的な製品パイプラインを確立し、成長している。バイオシミラー製品であるHLX01(漢利康)に加えて、20を超える生物学的医薬品候補、および、いくつかの免疫腫瘍併用療法を社内で開発している。
2018年12月期の売上高は742万人民元(前期比78.14%減)、税前損失は5億人民元。19年3月期(3か月間)の売上高は92万人民元、税前損失は1.58憶人民元。(イメージ写真提供:123RF)
【香港IPO】バイオ医薬品の復宏漢霖の初値は公募価格を4.3%下回る
2019-09-25 13:28

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