米国の情報通信技術関連市場調査会社ABIリサーチ(ABI Research)が発表した輸送関連分野に関する調査レポートによると、シンガポールを本拠地として東南アジア各国で配車サービスを展開するグラブ(Grab)は、ベトナムにおける配車サービス市場で73%のシェアを握っている。

  グラブは2019年1-6月期の輸送回数が1億4600万回超に達し、2位の地場Beグループ(Be Group)が展開する「be」の約3100万回の5倍近くとなった。

  同期における輸送回数の3位はインドネシアの配車サービス大手ゴジェック(Go-Jek)がベトナムで展開する「Go-Viet(ゴーベト)」で約2100万回、4位は地場ネクステックグループ(NextTech Group)が展開する「ファストゴー(FastGo)」で約240万回。その他各社のサービスは合わせて20万回超だった。

  近年、ベトナムでは配車サービスの需要が急速に高まっており、同サービスを展開する企業各社は国内市場で激しい競争に晒されている。そのため、グラブやゴジェックをはじめとする各社はフードデリバリーや貨物輸送などにもサービスを拡大している。

  ABIリサーチによると、グラブはインドネシアでも国内シェアの64%を握り、トップに立っている。世界でのシェアは、グラブが11.4%、ゴジェックが5%となっている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)