あさくま <7678> (東マ)は、本年6月27日に東京証券取引所JASDAQに上場した。同社は、1962年3月、愛知県愛知郡日進町(現日進市)にステーキレストラン1号店となる「ドライバーズコーナー・キッチンあさくま」をオープンして以来、顧客に「お値打ちな商品、感じの良いサービス、楽しく快適な空間を楽しんでいただくこと」を理念としたステーキレストランの老舗として経営を続けている。
 
 今2020年3月期第1四半期は、5月に直営店「ステーキのあさくま安城店(愛知県)」の新規出店を行ったほか、6月には、既に7月19日付で新規オープンしている「ステーキのあさくま磐田店(静岡県磐田市)」をはじめとした静岡県下5店舗の出店候補物件を取得。今20年3月期中にこれらの出店候補物件を順次オープンする予定で、今20年3月期第1四半期末現在における同社の店舗数は、直営店「ステーキのあさくま」60店舗、「やっぱりあさくま」1店舗の61店舗となり、FC店6店舗を加えて67店舗。連結子会社の株式会社あさくまサクセッションの直営店舗数は「ファーマーズガーデン」5店舗、「モツ焼きエビス参」8店舗、「オランダ坂珈琲邸」4店舗、インドネシア料理「スラバヤ」3店舗の20店舗となり、同社グループの総店舗数は87店舗(FC店6店舗含む)を展開している。
 
 8月9日大引け後に発表した今20年3月期第1四半期業績は、売上高22億6800万円、営業利益1億1800万円、経常利益1億2800万円、純利益7800万円に着地。前19年3月期から「ヘルシー」、「健康志向」をテーマにした「季節メニュー」、「催事メニュー」を顧客に提案し、高い評価を得ているが、今20年3月期第1四半期では定期的に開催する「肉の日」イベントを中心に「赤身肉」のフェアメニューを導入したことや、6月にはメニュー改訂を実施、人気商品の「あさくまハンバーグ」を平日限定で値下げする価格戦略が功を奏し、同商品の販売数が1.5倍に伸びた、ステーキのボリュームアップやお子様メニューの品揃えの強化を図ったことが寄与した。
 
 今20年3月期業績予想は、売上高100億6300万円(前期比6.5%増)、営業利益8億3700万円(同31.7%増)、経常利益8億6100万円(同26.8%増)、純利益5億3500万円(同33.4%増)を見込む。年間配当は、20円(第2四半期末10円、期末10円)を予定している。
 
 株価は、6月27日につけた上場来高値1930円から同28日に上場来安値1562円と売られた後、7月10日高値1814円と上昇。1600円割れで下値を固め、出直っている。6月にはメニュー改訂を実施、人気商品「あさくまハンバーグ」の平日限定値下げが功を奏し、第1四半期は同商品の販売数が1.5倍に伸びていることが注目される。今20年3月期末の同社グループ全体の店舗数は95店舗(FC加盟店を含む)となり、通期業績予想は達成できる見通し。押し目買い優位に上値を伸ばすと予想する。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)