ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> (東2)は画像検査処理装置のファブレスメーカーである。20年3月期第1四半期は減収・営業赤字だったが、通期は増収・営業増益予想である。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は18年12月安値に接近したが、ほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。
 
■画像検査処理装置のファブレスメーカー
 
 画像検査処理装置のファブレスメーカーで、コネクタ検査用など電子部品業界向けを主力としている。中期経営計画では21年3月期の売上高50億50百万円、経常利益7億70百万円、純利益5億30百万円、ROE17.8%を目指している。
 
■20年3月期1Q減収・営業赤字だが通期増収・営業増益予想
 
 20年3月期連結業績予想は売上高が19年3月期比15.0%増の41億円、営業利益が8.6%増の5億90百万円、経常利益が11.8%増の5億40百万円、純利益が4.0%減の3億90百万円としている。
 
 第1四半期は売上高が前年同期比28.2%減の6億53百万円、営業利益が5百万円の赤字(前年同期は1億53百万円の黒字)だった。電子部品・半導体分野の設備投資減速の影響で大幅減収、営業赤字だった。
 
 通期は、純利益が中国子会社の繰越欠損金解消に伴って課税が発生するため微減益だが、車載向けを中心にコネクタ検査用途が伸長し、開発投資や人件費の増加を吸収して営業増益予想である。通期ベースで収益拡大を期待したい。
 
■株価は底値圏
 
 株価(18年12月13日付でJASDAQから東証2部に市場変更)は、18年12月の上場来安値に接近したが、ほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。8月20日の終値は1233円、時価総額は約79億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)