英市場調査会社カンター・ワールドパネル(Kantar Worldpanel)のベトナム現地法人カンター・ワールドパネル・ベトナム(Kantar Worldpanel Vietnam)が発表した2019年4-6月期の日用消費財(FMCG)市場に関する最新レポートによると、国内4都市(ホーチミン市(TP. Ho Chi Minh)、ハノイ市(TP. Ha Noi)、南中部沿岸地方ダナン市(TP. Da Nang)、メコンデルタ地方カントー市(TP. Can Tho))と農村部におけるFMCG市場の成長率は、それぞれ+7.3%、+7.2%となった。

  品目別で見ると、都市部で最も成長率が高かったのは、ボディケアやスキンケアなどを含めた「パーソナルケア用品(トイレタリー)」の+14.4%、農村部で最も成長率が高かったのは「牛乳および乳製品」の+14.7%だった。

  同期は子ども向け粉ミルクの消費が大きく増加した。中でも農村部が顕著で、消費量は前年同期比で+49%増、消費額は同+47%増加した。一方、都市部では、それぞれ+13%増、+12%増にとどまった。

  販売チャネルについて、都市部でマイナス成長となった「零細商店」を除き、残りの販売チャネルはいずれも伸び、特に「オンライン販売」が+53%と最も大きく伸びた。一方、農村部では中規模の雑貨店が拡大しており、成長率が+41%で最高だった。

  このほか、ヌクマム(Nuoc mam=魚醤)の1人あたりの年間平均消費量は都市部が2.0L、農村部が3.3L、即席めんの1人あたりの年間平均消費量は都市部が36袋、農村部が56袋となり、直近1年間で両品目を購入した世帯の割合は90%以上となっている。中でも即席めんは、2日に1種類のペースで次々と新商品が発売されており、消費も拡大している。(情報提供:VERAC)