シンガポールとインドを拠点とする教育関連の投資ファンド「カイゼン・プライベート・エクイティ(Kaizen Private Equity)」はこのほど、ベトナムで英語センター「YOLA」を運営するYOLAエデュケーション(YOLA Education)に対し、1000万USD(約10億9000万円)を出資した。

  カイゼンPEは新興市場における教育への投資に特化したファンドで、ベトナム企業に出資するのはこれが初めて。YOLAエデュケーションはこれに先立つ2017年、メコンキャピタル(Mekong Capital)が運営するメコン・エンタープライズ・ファンド3(Mekong Enterprise Fund III=MEF III)から490万USD(約5億3400万円)の出資を受けている。

  YOLAエデュケーションは、ゴ・トゥイ・ゴック・トゥー氏とファム・アイン・コア氏をはじめとするベトナム人の海外留学経験者らによって2009年に設立された。

  IELTSやTOEFL、SAT、GMATといった英語試験対策コースや青少年向けの英語コースを専門とし、米国でのサマーキャンプや課外活動なども行っている。現在、ハノイ市とホーチミン市で14か所のセンターを運営しており、これまでの累計生徒数は3万人、海外留学中の生徒数は1万人に上る。

  創設者の1人であるゴ・トゥイ・ゴック・トゥー氏は、経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)が選出するベトナムの各分野で活躍した30歳未満の30人のリスト「30 Under 30)」2015年版に選ばれたこともある。(情報提供:VERAC)