東名 <4439> (東マ)は中小企業向け光回線サービスのオフィス光119事業を主力としている。19年8月期は上方修正して大幅営業・経常増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ちした可能性がありそうだ。
■中小企業向け光回線サービスが柱
19年4月東証マザーズに新規上場した。中小企業向け光回線サービスのオフィス光119事業を主力として、電力小売取次サービスのオフィスでんき119や情報端末機器販売などのオフィスソリューション事業、来店型保険ショップ運営のファイナンシャル・プランニング事業も展開している。
■19年8月期大幅営業・経常増益予想
19年8月期連結業績予想(7月12日に上方修正)は、売上高が18年9月期比9.7%増の108億56百万円、営業利益が67.9%増の5億89百万円、経常利益が53.2%増の6億38百万円、純利益が5.3%減の5億47百万円としている。税金費用の増加で最終減益だが、オフィス光119やオフィスでんき119の契約数が順調に増加して大幅営業・経常増益予想である。
第3四半期累計は前年同期比10.8%増収、78.9%営業増益、60.5%経常増益で、通期予想に対する進捗率は売上高74.5%、営業利益79.5%、経常利益77.7%と順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。
■株価は底打ちの可能性
株価は5月安値2588円から下値を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底打ちした可能性がありそうだ。7月30日の終値は3000円、時価総額は約72億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
東名は中小企業向け光回線サービスが主力、収益拡大に期待
2019-07-31 09:32

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