国際通貨基金(IMF)はこのほど、ベトナムの2019年の国内総生産(GDP)成長率を+6.5%と予想し、前年の+7.1%から減速し、国会が昨年末に設定した目標値+6.8%を下回るとの見通しを示した。2020年もこの成長率を維持する見込みだ。

  一方、2019年のインフレ上昇率は前年の+3.5%から+3.6%に上昇し、2020年には+3.8%へと上昇すると予想されている。

  IMFによると、米中貿易戦争の影響を受けながらも、ベトナムは人件費の安さや経済改革、自由貿易協定(FTA)などの恩恵により高い経済成長を維持することができる見通しだという。ただし、汚職防止や国営企業の監視を強化する必要もある。

  なお、これに先立ち、アジア開発銀行(ADB)および世界銀行(WB)はベトナムの2019年のGDP成長率をそれぞれ+6.8%、+6.6%と予想した。(情報提供:VERAC)