バルテス <4442> (東マ)は、5月30日に東京証券取引所マザーズに上場した。2004年4月の創業以来、「品質向上のトータルサポート企業」を経営方針に掲げ、ソフトウェアの品質に関わるサービスを提供。ソフトウェアテスト専門会社として、年間1,200件以上(2019年3月期)のプロジェクト実績を誇っている。ソフトウェアテストサービス事業が8割以上を占めているが、近年はモバイル機器の普及に伴い、Web/モバイルアプリ開発サービス、更に、オフショアサービス事業も展開している。
 
 ソフトウェアテストサービス事業では、品質コンサルティングサービス、ソフトウェアテストサービス、ソフトウェア品質教育サービスを提供している。
 
 Web/モバイルアプリ開発サービス事業では、Webアプリ及びモバイルアプリ開発、Webアプリ・モバイルアプリのWebセキュリティ診断を行っている。
 
 オフショアサービス事業では、フィリピン子会社のVALTES AdvancedTechnology,Inc.がソフトウェアテストサービスとソフトウェア開発サービスを提供している。
 
 今20年3月期第2四半期業績予想は、売上高17億4500万円、営業損益900万円の赤字、経常損益1000万円の赤字、最終損益400万円の赤字を見込む。
 
 今20年3月期業績予想は、売上高38億8400万円(前期比18.5%増)、営業利益2億1700万円(同15.5%増)、経常利益2億1800万円(同17.0%増)、純利益1億5300万円(同3.5%増)を見込む。上場で調達資金は、テストエンジニアの採用費、基幹システム投資、テストセンター増設、借入金返済などに充てる計画で、年間配当予想は、無配を予定している。
 
 株価は、6月4日につけた上場来の高値2250円から同24日につけた上場来の安値1294円まで調整を挟んで上昇している。家電、自動車のスマート化、IoT機器の拡大に加えて、モバイル端末、Web/eCommerce、AIの普及・拡大等、様々な分野でICTの活用が進んでいることを背景に、ソフトウェアテストに対するニーズも拡大する見通しで、中長期的な視点で同社のビジネスチャンスは大きく拡がる。8月9日に今20年3月期第1四半期決算の発表が予定されているが、業績が計画通り順調に推移していれば、高値奪回から一段高へ向かう公算は大きいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)