株式会社マツモトキヨシホールディングス(千葉県)は7月16日、地場ロータスフードグループ株式会社(Lotus Food)との間で、ベトナムにおいてドラッグストアを開発・運営するための合弁事業推進を目的とした基本合意書を締結した。

  ロータスフードグループは、ベトナムにおいて食品製造業、輸出入及び流通卸売業、外食事業を運営・統轄する会社で、日本企業との良好な関係のもと複数の合弁会社を運営する複合企業となっている。

  今回のロータスフードグループとの基本合意は、マツモトキヨシグループの経営ビジョン・経営目標達成に向けた重点戦略の一つとして掲げる「積極的なグローバル展開の推進」に資するものであり、すでにタイや台湾において展開する海外事業の拡大を意味する。

  ベトナムでは、近年の安定した経済成長を背景とした中間所得層の増加により、流通小売市場は急速な拡大をみせている。現在は、伝統的な小売業態が8割を占める市場とされ、新たな小売業態として「ヘルス&ビューティーの品揃えを強化する日本型のドラッグストア業態」の普及余地は大きく、今後の発展が期待される。

  また、都市部を中心として、生活者の美と健康への意識が非常に高く、ベトナムからの訪日観光客の購買情報からも、いまだベトナムでは販売されていない日本の化粧品や健康食品には安定的な需要が見込まれる。さらに、ベトナムからの訪日客数の増加に伴い、日本のみならずベトナム国内においても生活者に向けたサービスや商品の提供機会として、親和性が高い市場であると考えられる。

  このような環境を鑑み、両社は互いの持つ専門的なノウハウ・各種リソース・インフラなどの経営資源を活用することで、ベトナムにおける「マツモトキヨシ」店舗の展開を図ることを目的として、合弁事業に関する基本合意書を締結する運びとなった。なお、ベトナムにおける事業展開の具体的な内容については、今後両社で協議・検討していく方針。(情報提供:VERAC)