VALUENEX <4422> (東マ)は、独自アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析ツールを提供している。19年7月期は一時的費用も影響して第3四半期累計が赤字となり、通期下振れに注意が必要だが、20年7月期の収益拡大を期待したい。株価は底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
 
■独自アルゴリズムのビッグデータ解析ツール
 
 18年10月東証マザーズに新規上場した。アルゴリズム事業として、独自アルゴリズムを基盤とするビッグデータ解析ツール「TechRadar」「DocRadar」を提供している。予測分析(プレディクティブ・アナリティクス)に応用可能なアルゴリズムが特徴である。
 
 売上区分はコンサルティングサービス、ASPサービスとしている。なおコンサルティングサービス売上は、多くの企業の決算期末にあたる第3四半期に偏重する傾向がある。
 
■20年7月期収益拡大期待
 
 19年7月期の連結業績予想は、売上高が18年7月期比35.9%増の6億90百万円、営業利益が39.1%増の1億07百万円、経常利益が36.8%増の1億06百万円、純利益が44.7%増の1億21百万円としている。
 
 第3四半期累計はASPサービスの伸長などで4.9%増収だが、事業拡大に伴う人件費の増加や上場に係る一時的費用の影響で各利益は赤字だった。19年7月期は通期下振れに注意が必要だが、20年7月期の収益拡大を期待したい。
 
■株価は底固め完了
 
 株価は4月の上場来安値2021円を割り込むことなく推移して底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。7月16日の終値は2532円、時価総額は約72億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)