ASIAN STAR(エイシアンスター) <8946> (JQ)は不動産関連事業を展開している。19年12月期営業増益予想である。7月3日に中国・上海地産賃貸住宅建設との業務提携意向協定締結を発表した。これを好感して株価は急動意の展開となった。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
 
■国内と中国で不動産事業を展開
 
 陽光都市開発からASIANSTAR(エイシアンスター)に商号変更して不動産関連事業を展開している。16年5月上海徳威企業および徳威国際(上海徳威企業の100%子会社)の2社と資本提携契約を締結した。
 
 投資用マンション「グリフィンシリーズ」企画・販売事業を一旦縮小し、国内の不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへ事業構造を転換した。14年2月にはベルグラビアグループを買収して中国での不動産関連事業(サービスアパートメント運営管理事業、ワンルームマンション賃貸事業)へ進出した。収益は大型案件によって変動しやすい特性がある。
 
 18年11月投資事業を行う子会社ASIAN STAR INVESTMENTSを設立、19年6月ASIAN STAR INVESTMENTSが民泊施設運営代行のオールステイへの投資を実行した。
 
 7月3日には、中国大手不動産企業の上海地産グループで、賃貸マンション開発・管理を行う上海地産賃貸住宅建設との業務提携意向協定締結を発表した。
 
■19年12月期営業増益予想で収益改善期待
 
 19年12月期の連結業績予想は、売上高が18年12月期比2.9%減の30億40百万円、営業利益が8.6%増の65百万円、経常利益が35.5%増の59百万円、純利益が34百万円の黒字(18年12月期73百万円の赤字)としている。
 
 第1四半期は売上高が5億74百万円で、営業利益が3百万円、経常利益が5百万円、純利益が1百万円の赤字だった。前年同期比減収減益だった。不動産販売事業で前年同期のレジデンス2棟引き渡しに対して、当期はレジデンスの引き渡しが無かった。また不動産管理事業で、中国のサービスアパートメント事業における既存管理物件の管理料が当期から減額されたことも影響した。
 
 通期ベースでは不動産販売事業では横浜エリアを中心とした戸建戸数の増加を目指す方針だ。なお19年2月には、中国のサービスアパートメント運営管理事業で、中国上海市の賃貸マンション(117室)運営管理委託契約を受託したと発表している。通期ベースで収益改善を期待したい。
 
■株価は急動意
 
 株価は上海地産賃貸住宅建設との業務提携を好感して急動意の展開となった。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。7月5日の終値は205円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS1円90銭で算出)は約108倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS112円02銭で算出)は約1.8倍、時価総額は約37億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)