計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2019年1-6月期のFDI認可額(推定値)は前年同期比▲9.2%減の184億6854万USD(約1兆9800億円)だった。

  また、同期の実行額(推定値)は前年同期比+8.1%増の91億USD(約9700億円)に増加している。

  新規認可案件数は前年同期比+26.1%増の1723件で、認可額は同▲37.2%減の74億1176万USD(約7900億円)。追加認可案件数は同+23.9%増の628件で、認可額は同▲33.8%減の29億3542万USD(約3140億円)だった。

  国別認可額では、香港が53億0408万USD(約5700億円)で、全体の28.7%を占めトップに立った。また、韓国が認可額27億3108万USD(約2900億円)で2位。中国は認可額22億8563万USD(約2450億円)で3位。シンガポールは認可額21億9937万USD(約2350億円)で4位、日本は認可額19億5024万USD(約2100億円)で5位だった。

  地方別で1位はハノイ市の48億7254万USD(約5200億円)で、全体の26.4%を占めた。2位はホーチミン市の30億8833万USD(約3300億円)、3位は東南部地方ビンズオン省の13億7480万USD(約1470億円)となっている。

  なお、1-6月期に認可された大型案件として以下が挙げられる。

◇サイゴンビール・アルコール飲料[SAB](Sabeco)の親会社であるベトナム・ビバレッジ(Vietnam Beverage)へ出資した香港のビールコ・リミテッド(Beerco Limited)によるビール生産案件(ハノイ市):投資額38億5000万USD(約4100億円)
◇中国のラジアルタイヤ製造案件(東南部地方タイニン省):投資額2億8000万USD(約300億円)、◇香港のGoertek社による電子機器・ネットワーク機器製造工場案件(バクニン省):同2億6000万USD(約280億円)
◇タイのホアホイ太陽光発電所(南中部沿岸地方フーイエン省):同2億1670万USD(約230億円)
◇中国のAdvance Vietnamタイヤ案件(メコンデルタ地方ティエンザン省):同2億1440万USD(約230億円)
◇シンガポールのRoyal Pagoda PrivateによるVinhtex織物生産・染色案件(北中部地方ゲアン省):投資額2億USD(約214億円)
◇香港のMeiko Vietnam電子部品による設計・製造案件(ハノイ市):追加投資額2億USD(約214億円)などがある。(情報提供:VERAC)