生殖補助医療の錦欣生殖医療(01951)が香港メインボードに上場した。公募価格8.54香港ドルに対し、初値は9.90香港ドルと、公募価格を15.93%上回った。その後、10.68香港ドルの高値があり、堅調にスタートしている。
 
 同社は、中国と米国で生殖補助医療サービスを提供する。中国の同社ネットワークにおける生殖補助医療施設は、2018年には全国平均の45%に比べ、54%という高い成功率を達成した。また、HRC受胎率は2016年に62%の成功率を達成し、米国の全国平均53%およびカリフォルニア州の平均57%を上回った。
 
 2018年12月期の売上高は9.22億人民元(前期比39.11%増)、税前利益は2.77億人民元(同14.49%増)。
 
 香港市場では医療関係の企業のIPOが好調だ。錦欣生殖医療(01951)は仮条件の上限で公募価格が決定し、初値も公募価格を約16%上回った。6月14日上場の翰森製薬(03692)も仮条件の上限で公募価格が決定し、初値は公募価格を14%超上回っている。米中貿易摩擦等の影響で市場が不安定となり、IPOが不調に終わるケースも少なくないが、医療関係企業に対する市場の期待がうかがえる。(イメージ写真提供:123RF)