グエン・チー・ズン計画投資相は18日、ホーチミン市で開かれた「気候変動に対応するメコンデルタ地方の持続可能な発展に関する2017年の政府決議第120号/NQ-CP実施2年間の総括会議」で、メコンデルタ地方のインフラ整備のために今後5年間で45兆VND(約2080億円)の投資を提案した。このうち半分は国や地方の予算から、残りは別の財源を想定している。

  チュオン・ホア・ビン副首相は政府決議第120号実施の成果として、同地方の2018年の国内総生産(GDP)成長率が+7.8%と過去4年間で最高を記録し、全国平均(+7.08%)を上回ったことや、輸出額が過去最高の157億USD(約1兆7000億円)に達したことを挙げた。

  グエン・スアン・クオン農業農村開発相は、農業生産が大規模化し、水産物と果物が増加しコメが減少する方向に変化していることを評価した上で、変化のスピードが遅く小規模農業が依然として多いことや、気候変動への対応が改善されていないことなどを指摘した。

  資源環境省の報告によると、同地方では河岸・海岸浸食と地盤沈下が深刻化している。18年には562か所の計786kmで浸食が発生した。また、地下水の汲み上げにより年間平均1.1cmの地盤沈下が起きており、一部では2.5cmに達している。(情報提供:VERAC)