18日に香港メインボードに上場する嘉宏教育科技(01935)は、浙江省と河南省で高等教育機関を経営する大手の教育機関。浙江省杭州の短期大学である長征学院は17年末時点の学生数が1万874人に上り、省内の私立専科大学では最大。また、精益中学(在校生935人)、情報ビジネス専門学校の信息商務学院(同2万613人)を運営している。
 
 なお、同社グループでは米カリフォルニア州に高等教育機関を開設することを計画しているが、現在は計画段階であり、開設までに6年から7年の期間を要するため、現在緊張感を高めている米中貿易戦争の影響は、同計画には直接的には関係しないとみられている。
 
 2018年12月期の売上高は3.02億人民元(前期比75.48%増)、税前利益は2.88億人民元(同50.40%増)。
 
 公募の仮条件は1.50~1.92香港ドル。売買単位は2000株。主幹事証券は、MACQUARIE。
 
 教育関係機関の上場は今年4社目になるが、上場時の成績はあまり良くない。1月18日上場の四川省の単科大学を経営する銀杏教育(01851)は、公募価格を1.39%下回る初値。同25日に上場した広東省の専門学校、単科大学を運営する中国科培教育(01890)は公募価格と同値の生まれ値。そして、6月12日に上場した職業訓練学校の中国東方教育(00667)は、公募価格を7.91%下回る初値だった。
 
 上場規模と業態は1月25日上場の中国科培教育(01890)に似ているが、市場環境は決して良いとは言えない。公募価格決定は週明け17日だ。(イメージ写真提供:123RF)