14日に香港メインボードに上場する翰森製薬(03692)の公募価格は、仮条件13.06~14.26香港ドルの上限にあたる14.26香港ドルで決定した(売買単位:2000株)。
 
 同社は、がんや中枢神経系疾患のジェネリック医薬品の開発の分野で急成長をしている製薬会社。中枢神経系疾患、腫瘍学、抗感染症薬、糖尿病薬の4つの分野を戦略的に強化し、13の主要製品によって2018年には売上高の89.5%を稼ぎ出している。
 
 2018年12月期の売上高は、77.22億人民元(前期比24.84%増)、税前利益は23.09億人民元(同19.48%増)。
 
 公募で調達する76.40億香港ドルは、約45%を新薬等の研究開発投資に、約25%を生産ラインのアップグレードに、約20%を2019年~20年までに発売予定の4つの新薬のプロモーション等に利用する計画。
 
 調達額は、今年に入って香港に新規上場した銘柄の中では、4月26日に上場した申万宏源(06806、調達額は約887億香港ドル)以来の大型案件。申万宏源は、仮条件の下限で公募価格が決定し、初値は公募価格と変わらずだった。(イメージ写真提供:123RF)