香港で介護事業を展開する嘉涛(02189)が13日、香港メインボードに上場した。公募価格0.60香港ドルに対し、初値は0.51香港ドルと公募価格を15%下回った。
 
 公募価格を15%下回る初値は、3月18日に上場した潤利海事(02682)の23%マイナス以来の低水準。この折には、3月26日に上場を予定していた東正金融(02718)が上場を延期するという決断をした(東正金融は4月3日に上場を実現)。今回は、来週末まで連日の新規上場が予定されている。今後、一段と上場環境が悪化しないかどうか、上場予定各社は慎重に見極めるものと考えられる。
 
 嘉涛(02189)は香港で宿泊施設の提供を含む、高齢者向けの幅広い居宅介護サービスを提供する会社。香港に1129カ所の介護ステーションを展開し、8つの介護施設を運営している。2017年の売上高で香港の高齢者事業者で第3位。公募で調達した資金も介護施設の拡充等に利用し、一段の業容拡大につなげる考え。(イメージ写真提供:123RF)