三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)は6月10日、英国最大の資産運用会社LGIM(リーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント)とESG(環境・社会・企業統治)活動に関して協業することに合意したと発表した。同社は、国内外におけるスチュワードシップ活動を積極的に行っており、今回の提携によって一段と高い水準でスチュワードシップ責任を適切に果たしていくことができるとしている。

 LGIMは、英国の大手生命保険会社リーガル&ジェネラルグループの資産運用機能を担う子会社。英国最大の137兆円の運用資産残高を有し、年金基金、ソブリンウェルスファンド、個人投資家等の世界中の投資家に対し、幅広い資産を利用した運用ソリューションを提供している。

 LGIMは、欧州におけるエンゲージメントや議決権行使といったスチュワードシップ活動についても高い評価を得ており、英国コーポレート・ガバナンス協会(ICSA)が公表する「最も効果的なエンゲージメントを行う運用会社」として2015年から18年まで4年連続で第1位の評価を獲得している。

 三井住友トラスト・アセットマネジメントは、LGIMのスチュワードシップ活動にかかる知見や活動成果を活用することで、同社が行う海外企業とのエンゲージメント活動を一層強化する。また、この活動を通じて国内外のエンゲージメント活動のクオリティー引上げに相乗効果が期待できるとしている。

 今回の提携では特に、「気候変動」「ジェンダーダイバーシティー」「企業の透明性」等に着眼するエンゲージメント活動を中心とした協業で合意した。両社は、今後、ESG分野において各種ソリューション提供に共同で取り組んでいくことも視野に入れている。(情報提供:モーニングスター社)(イメージ写真提供:123RF)