テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE) <7046> (東マ)は、昨年12月18日に東京証券取引所マザーズに上場。同社は、「新しい価値を創造し、変化をもたらす次世代のチャレンジャー」という経営ビジョンのもと、データサイエンスで、ビジョン策定、データ分析・最適化、AIを活用した運用しくみづくり、分析活用基盤の構築など、データ分析・活用を軸に顧客のニーズや課題にあったサービスを提供している。
 
 同社は、高度なAI技術をコアバリューとするデータサイエンティストや、業界・業務に精通した知識及びビッグデータ活用技術を保有するエンジニアを抱えるプロフェッショナル集団で、設立以来、金融、製造、流通・情報サービスの大手企業で250テーマ以上のコンサルティング・解析実績を超え、数多くのデータ経営を目指す企業の業務改革や新事業創造を支援している。AI構築ノウハウ及び経験を豊富に備えており、機械学習やディープラーニング技術を活用した独自開発の人工知能エンジン「scorobo」を活用することで、企業のサービス・プロダクトに新たな価値をもたらし、サブスクリプションビジネネスを展開している。
 
 3月18日に同社とSKIYAKI<3995>(東マ)は、TDSE独自 AI エンジン「scorobo」を使用し、エンタメ業界初の新たなファンマーケティングサービス「bitfan analysis」の共同開発を開始させたと発表。「bitfan analysis」は、SKIYAKI が持つファンの行動履歴・熱量プラットフォーム「bitfan」に対し、TDSEが保有する250件以上のライブラリ「scorobo」の中から、効果が期待できるAI エンジン「scorobo」を搭載することにより、ファンに対する効果的なマーケティングが可能となる新サービスで、AI エンジン「scorobo」の提供は、同社上場後初の取り組みとなることから、今後の展開は注目される。
 
 足元の業績は、4月15日に前19年3月期業績予想の修正を発表。通期売上高は従来予想の13億5100万円(前期比32.6%増)を据え置いたが、営業利益は同1億6500万円(同2.9倍)から1億9500万円(同3.4倍)、経常利益は同1億8100万円(同75.7%増)から2億1200万円(同2.1倍)、純利益は1億1700万円(同40.2%増)から1億4600万(同94.7%増)と2期ぶりに最高益を更新する見通し。豊富な解析技術をもとに、既存顧客との深耕を図ったことで受注が拡大、新規顧客開拓による受注を獲得。プロジェクトを効率的に推進したことにより、外注費が想定以上に減少したことが寄与した。年間配当予想は、未定(同期末一括5円)としている。なお、昨年11月6日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っている。
 
 株価は、昨年12月18日につけた上場来高値7680円から本年1月4日安値4960円まで調整を挟んで同29日7090円と上昇。3月15日に上場来安値4530円、4月10日安値4530円と売り直され下値確認から15日高値5280円と買われモミ合っている。足元で、AI技術によるデータ解析の受注が拡大しており、5月15日に予定される本決算の発表は注目される。決算発表を前に下値に接近する場面があれば、絶好の買い場となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)