イワキ <8095> は、医薬品・医薬品原料などを主力とする企業集団で、健康に奉仕することをモットーに、一般用医薬品および健康食品を薬局、薬店、ドラッグストアへ供給しているほか、医薬品原料、機能性食品原料、化粧品原料、食品原料などを国内外の約1,000社から仕入れ、約3,000社の取引先へ供給している。また、同社はグループ企業においてジェネリック医薬品の製造、表面処理薬品の製造などの機能を持つ。グループ企業と力を合わせ、高品質の自社開発品や高い信頼性を持つ受託加工品・OEM製品も市場へ供給を続けている。
 
 同社グループは、2016年1月に中長期ビジョンVision“i-111”を発表し、創業111周年を迎える2025年までに連結売上高1,000億円以上、No.1マーケットシェア、ROIC=10.0%を実現する中長期経営計画を定めている。本年2019年は、中長期経営計画の4年目にあたるが、過去3年において、同社社グループの業績は大変順調で、2期連続の最高利益更新も達成している。
 
 医薬・FC事業では、主に医薬品について、医薬品原料・医薬品の製造から販売までを行っているほか、創薬支援サービスなどのバイオ関連事業や医療機器の販売を行っている。
 
 HBC事業では、全国の顧客に一般用医薬品、機能性食品原料・化粧品原料の販売、化粧品の通信販売およびOEMを中心とした事業を展開している。
 
 食品事業では、海外食品メーカー、関連会社であるボーエン化成の食品原料を中心に提案を行っている。
 
 化学品事業では、主に表面処理薬品を中心とした、化学品の製造・販売を行い、国内外の幅広いネットワークを軸とした事業を展開している。
 
 その他事業では、動物用医薬品、医療用医薬品の販売等を行っている。
 
 4月12日に大引け後に発表した今19年11月期第1四半期業績実績は、売上高147億5500万円(前年同期比8.9%増)、営業利益5億0600万円(同6.4倍)、経常利益5億4400万円(同5.8倍)、純利益3億4900万円(同7.8倍)と増収大幅増益。医薬・FC事業における副腎皮質ホルモン・抗生物質配合剤の基礎的医薬品の増益効果が、昨年度は第2四半期から寄与し始めたことに対して、今年度は期初から貢献したことに加えて、HBC事業、化学品事業が黒字転換したことで、第1四半期営業利益の第2四半期計画に対する進捗率は58.8%となり、前年同期が9.2%であったことから上方修正も予想される。
 
 今19年11月期業績予想は、売上高630億円(前期比4.9%増)、営業利益20億円(同8.2%増)、経常利益20億円(同横ばい)、純利益15億5500万円(同9.6%増)を見込む。年間配当予想は、11円(同0.5円増)の連続増配を予定している。
 
 株価は、昨年10月3日高値644円から1月4日に年初来安値376円と調整。3月11日安値379円と売り直された後、底値モミ合いを上放れし、4月15日に年初来高値486円と買われている。連続最高益更新見通しで、予想PER9倍台・PBR0.80倍と割安感があり、配当利回りは2.3%と利回り妙味もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)