今週末から世界の中で、日本だけが10連休。過去、ゴールデンウィーク中およびその前後に相場が荒れたこともありましたので、各相場の重要ポイントを確認しておきましょう。
 
 米ドル円相場は、現状、方向性は上向き(円安)。今月、年初来高値をわずかですが更新したため、次なる上値メドは昨年高値圏の114円あたり。しかし、先週のようにあまりもたつく期間が長期化すると逆に、反落しやすくなりますが、目先のサポート帯は111円近辺。もしも完全に111円を下回るような展開になりますと、ちょっと雲行きが怪しくなるので要警戒といったところです。
 
 豪ドル円も今月は年初来高値を更新。1豪ドル=80円の大台に乗ってきて、さらなる上昇メド(82円~)も浮上しています。ただこれも、米ドル円と同様に先週は伸び悩み。もし反落に転じた場合、現状、79円~78円台がかなり強力なサポート帯になっています。
 
 ユーロ円は、先日ブログで長期的な観点で解説させていただきましたように、今年これまでは、右肩上がりの「フラッグ」が形成されているところです。今年は横ばいからやや右肩上がりで安定しているように見えますが、もしも、フラッグが崩れた場合は、比較的大きな動きに発展するおそれがありますので、過剰にユーロ円を買い込むのは慎重になりたいです。目先の重要サポート帯はズバリ1244円が意識されます。
 
 トルコリラ円については、重要なサポート帯を下回った可能性があることについてはすでにお伝えしてきました。引き続き、最大1リラ=17円。この先、本当にそこまで大幅下落しても、全然問題ないと言えるくらい余裕ある運用体制(リスク管理)をとっておきたいです。
 
 最後に、日経平均株価について。4月はじめのメルマガで株高を予想して、具体的には「株高メドは2万2200円あたりが浮上」と明言しました。先週号でも「ざっと2万2200~2400円が目先のメド」だと解説いたしました。結果的に、先週の高値は2万2345円、先週末の終値は2万2200円。ほぼ完璧に予想通りの展開といってよいでしょう。現状、目先の大きなターゲット(2万2200円)に到達しただけで、トレンドの変化はまったく見られません。目先は、強いて言えば2万2000円が軽めのサポート帯になっていますが、それを割れて下落に転じたところで、2万1千円台では複数の節目があるため、下げ渋りやすいと考えられます。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)