ドル円は小動き。主要市場が休みな上、NY市場でも株式、債券市場が休場で材料が乏しく、参加者も限られたため111円台後半で動かず。ユーロドルも動かず1.12台半ばでの取引に終始。


3月住宅着工件数 → 113.9万件
3月建設許可件数 → 126.9万件

ドル/円   111.86 ~ 111.97
ユーロ/ドル 1.1240 ~ 1.1248
ユーロ/円  125.85 ~ 125.88
NYダウ  ------ → 26,559.54ドル
GOLD  ------ → 1,276.00ドル
WTI   ------ → 64.00ドル
米10年国債------ → 2.560%

本日の注目イベント

欧  欧州市場休場
米  3月中古住宅販売件数


 イースター休暇初日の「グッド・フライデー」のため、アジアと欧州の主要市場が休みとなり、為替はほとんど動きがありません。NY市場でも、株式、債券、商品市場が休場で、参加者も少なくドル円は111円台後半で小動きでした。経済指標関連では、3月の住宅着工件数が発表されましたが、市場予想を下回ってはいましたが、これ自体が材料になることはなく、ポジション調整に終始した1日でした。

 今週も余程の新しい材料が出てこない限り動きは少ないと思います。問題は今週末から始まる10連休中に、巷間言われているような急激な動きになるのかどうかです。為替だけではなく、株式も債券も連休前にポジションを減らしたり、ヘッジをかけるなど、大型連休を意識した動きも予想されますが、個人投資家の皆さんは、それほど慌てる必要はないと考えます。

 今年1月3日の早朝に起きたドル急落のような動きが起こる可能性は、それほど高くはないと予想しています。1月3日は、日本ではまだお正月休みだったということもあり、ドル円の指値注文はそれほど多くはなかったと思われます。それまで108円台後半で推移し、そもそも値動きが少なかったこともあり、指値水準もせいぜい上下1円~2年程度の範囲内に収まっていたと思います。まさか一気に4円以上も円高が進むとは想定していなかったと思われ、106円以下での注文は少なかったものと思います。そのため、一気に104円台まで円高が進み、その直後に107円台まで値を戻しています。

 今回は、1月3日の「学習効果」もあり、112円台から上ではドル売り注文も多く並び、同時に110円から下でもかなりの注文が集まるとみています。そのため、仮に投機的な動きがあったとしても、水準を大きく上下させることはそう簡単ではありません。ただ、この連休中には重要イベントや経済指標が目白押しです。そのイベントや経済指標の内容次第では相場が乱高下する可能性はもちろんあるでしょう。まずは、ポジションの縮小か、資金に余裕を持たせることです。また連休中ですが、レートをこまめにチェックすることも必要です。本日も欧州市場はほぼ休みです。NY市場では住宅関連指標が出ますが、参加者は通常よりも少なくなります。

 レンジとしては111円70銭~112円30銭程度を予想します。(執筆者:佐藤正和・外為オンライン 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)