スプリックス <7030> は日本最大規模の個別指導塾「森塾」運営を主力としている。19年9月期は人件費増加などで利益横ばい予想だが、新規開校などで増収基調に変化はない。株価は戻り高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
 
■個別指導塾「森塾」運営が主力
 
 18年6月東証1部に新規上場した。日本最大規模の個別指導塾「森塾」運営を主力とする学習塾サービス、および教育コンテンツ開発などの教育関連サービスを展開している。
 
 19年4月1日付で、サイバーエージェント <4751> の連結子会社CA Tech Kidsとの合弁会社として、小学生向けプログラミング教材開発のキュレオを設立した。
 
 学習塾サービスは夏季(7~8月)、冬季(12月~1月)、春季(3~4月)の講習実施期に売上高が増加し、教育関連サービスのテキスト販売は新学期開始前の3月前後に売上高が集中する。
 
■19年9月期増収基調
 
 19年9月期非連結業績予想は売上高が18年9月期比9.1%増の114億01百万円、営業利益が0.3%増の24億74百万円、経常利益が2.1%増の24億73百万円、純利益が1.9%増の15億95百万円としている。
 
 人件費や研究開発費の増加で利益横ばい予想だが、新規開校などで増収基調に変化はない。森塾9教室開校、自律学習RED30教室以上開校の計画である。
 
 第1四半期は、売上高が28億44百万円、営業利益が8億94百万円、経常利益が8億94百万円、純利益が6億円だった。森塾の直営教室数は8教室増加の88教室、在籍生徒数は3928人増加の2万8581人となった。自律学習REDのFC展開は教室数が20教室増加の48教室となった。
 
 第1四半期の進捗率は売上高24.9%、営業利益36.1%と順調である。通期ベースで好業績を期待したい。
 
■株価は上値試す
 
 株価は4月1日に戻り高値2880円まで上伸した。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月2日の終値は2714円、今期予想PERは約29倍、時価総額は約465億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)