オリンパス <7733> は消化器内視鏡や外科手術用内視鏡システムなどの医療事業を柱としている。19年3月期は一時的費用の影響で大幅減益予想だが、20年3月期は収益改善が期待される。株価は年初来高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。
 
■消化器内視鏡などの医療事業が柱
 
 消化器内視鏡や外科手術用内視鏡システムなどの医療事業を柱として、顕微鏡などの科学事業、デジカメなどの映像事業も展開している。コンパクトカメラのレンズユニットは外販を終了した。
 
 グローバル・メディカル・テクノロジーカンパニーを目指し、グループ全体でコスト削減および資本効率改善に向けた取り組みを推進している。
 
■19年3月期減益予想だが20年3月期収益改善期待
 
 19年3月期連結業績(IFRS)予想は、売上高が18年3月期比0.4%増の7900億円、営業利益が45.7%減の440億円、親会社所有者帰属当期利益が54.4%減の260億円としている。
 
 売上面では医療事業や科学事業が堅調だが、証券訴訟の損害賠償和解金、映像事業生産拠点再編関連費用、中国生産子会社に対する訴訟判決に伴う損害賠償引当、米国司法省との司法取引契約関連費用など、一時的費用が影響して減益予想である。20年3月期は収益改善が期待される。
 
■株価は自律調整を交えながら上値試す
 
 株価は3月7日に07年来高値となる1275円まで上伸した。その後も高値圏で堅調に推移している。自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。4月1日の終値は1212円、前期推定連結PERは約16倍、時価総額は約1兆6615億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)