29日のドル/円は、小幅に上昇して110.80円台で2019年第1四半期の取引を終えた。世界的に株価と長期金利が持ち直しており、世界経済の先行き不安がひとまず後退した格好。本日は、日銀短観、中国財新製造業PMI、独・仏・ユーロ圏製造業PMI(改定値)、英製造業PMI、米ISM製造業景況指数など、各国で景況感に絡む経済指標の発表が相次ぐ。

 なお、31日に発表された中国3月製造業PMIは50.5と、4カ月ぶりに好不況の分かれ目である50.0を上回った。前週末からの「悲観修正」の流れを後押しできるか、本日の各指標結果が注目されよう。中でも、米3月ISM製造業景況指数は、米長期金利の動きにも影響する可能性が高いため要注目だ。ドル/円が200日移動平均線(111.46円前後)を回復するためには米3月ISM製造業景況指数の好結果が欠かせないだろう。なお、市場予想は54.5と前月の54.2から小幅に改善する見通しとなっている。

 本日の予想レンジ:110.500-111.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)